99%の人が参考にできない就活記-その1 就活は突然に
前回記事
99%の人が参考にできない就活記-その0 序章
https://hiratetsuhtc.hatenablog.com/entry/2020/10/05/113755
こんにちは、がくまるです。
ではいよいよ本題に。
時は2020年4月。
新型コロナウイルスで世間が閉塞ムードに包まれる中、自分は4年生となり、研究室の配属が決まる日になった。
自分は成績も中の下ぐらいやと思ってたので、
(成績がいい方が希望が通ると言われていた)行きたい研究室には行けず、ブラック研究室との噂が絶えないとこに飛ばされると思っていたのだが、なんと第一希望に通ってしまった。
ここで少し慢心し過ぎてしまったのが全ての始まりだったのかもしれない。
さて、配属が決まり、大学院への進学をしようと考えていた私は勉強しようと5月ごろから取り組み始めたのが…
いざ実際に始めてみると
モチベが上がらない…
研究室も自習のために行くというのはダメだということだったので家で1人で勉強してたのだが、何か集中が続かず、そもそも大学院に行くのも周りが行くからみたいなところで決めたところもあったのでモチベも低いまま。
(大学院入試に関しては書くと長いので割愛)
そんな感じで8月下旬の本番を迎えた。
心のどこかでまあ受かるやろみたいなふうに思いつつ試験を受けたが、9月上旬の合格発表の日、そこに自分の番号は無かった。
だが不思議と悔しいとか院に行けなかったことへの負の感情は意外と小さなものだった。
やはり心のどこかではそんなに大学院に行きたいと思ってなかったこと、そしてそんなに勉強してなかったから当たり前なのではということを感じた。
それよりも、就職への不安の方がすぐに襲いかかってきた。
とりあえずその日は1日今後どうするかを考えることにした。
そして翌日行き着いた結論は
- 自分はそこまでして研究したいのか、そんなにしたくないんだよね実は。
- 就職して社会人として働くことで仕事から多くを学び、自分を成長させるというのもいいことではないか
ということになったので就職を決意。
しかし、何も就職活動をしたことがなく、経験値も知識もない。多くの企業は既に採用を終えているし、学生は内定を貰っている人が大半である。更に、似たような境遇の人、それに関する経験談が非常に少なく、何をどうすればいいのか、何から始めればいいのかさっぱりわからない。もう八方塞がりである。
こうして僕は突然、崖っぷちに立たされた状態で就活を始めることになったのだ。
長々と駄文をお読みいただきありがとうございました。何かコメントとかあればください。
次回に続く…
99%の人が参考にできない就活記-その0 序章
めちゃくちゃ間空きましたごめんなさい。
がくまるです。
世間はコロナウイルスで大騒ぎしてますが何とか経済優先しつつで元の生活に戻していってほしいもんですね。
さて、このブログの空白の期間に中の人にも色々なことがありました。その中の一つに就活があります。
このブログ基本的に鉄道ブログなんですが、今回からしばらく全然関係ないこと書きます。
理由としては、自分があまり前例が多くないタイプで就活をしたこともあって、情報集めに結構苦労しました。
なので同じような境遇の人が参考になればと思って忘備録兼ねて書いていこうと思います。
中の人の就活前の基本情報としては
- とある国公立大学の機械系学科の4年
- 大学院への入学を検討している
- バイトしてる、部活に属している
という感じです。
では次回から書いていきます。
冬の九州弾丸ツアー
こんにちは、がくまるです。
今回は1/9-11まで行ってきた九州弾丸ツアーについてまとめを。(9,11は移動日)
きっかけはtwitterで415系の12両編成で運転される快速電車の写真を見たこと。
なにこれ、存在知ってたけど改めて見るとかっこいいやん、となったので思いついたその日に行きの夜行バスと帰りのフェリーを予約。
フェリーは安くて快適そうなので一度どんなもんか試してみるのもかねて選んでみた。
さて、1/9の夜に神戸から夜行バスに乗り込み、福岡県の小倉には次の日の午前5時前に到着。
まだ日の出と目的の被写体までは時間があったので小倉駅にてお手軽に九州の車両を撮影することに。
51M きらめき1号 783系
523M 普通 新田原 415系
415系 スナップ2枚
787系の色が暗い色で苦労。やっぱり九州は車両の種類が豊富で楽しいね。
これを撮って目的の被写体のために移動。
枝光かスペースワールドを考えていて直前まで迷っていたが、露出に不安を感じたので安全策を取ってスペースワールドにした。
しかし立ち位置と切り位置の関係がよく掴めず、結局思っている感じのところを見ると見つけられなかったので妥協。
そしてついに…モーターを唸らせてやってきた。
3323M 快速 南福岡 415系
国鉄時代の車両が12両でモーターを唸らせて通過していくのは本当にカッコよくて痺れる。久々にシャッター切って感動した。
今年の3月のダイヤ改正でこの12両快速がなくなってしまうとの情報が出てきたので、もし本当に無くなるのならば記録できて良かった。
この後来る電車まで時間があったのでもう1枚撮影して移動。
3004M ソニック4号
883系は本当にカッコいい。古さを感じさせないデザイン。次はこれ撮りに日豊本線行きたいなと思うほど。
さて、ここまでなにも食べていなくて空腹だったので折尾へ向かって朝ご飯を食べる。
駅の西口を出てすぐのところにある東筑軒折尾本社うどん店へ。
ここ東筑軒の駅弁、かしわめしは有名で、今でもホームで立ち売りをしている駅弁屋である。
九州北部ではかしわうどんという鶏肉が入ったうどんが親しまれている。ここではかしわうどんと駅弁でもお馴染みのミニかしわめしのセットを注文。
博多周辺のうどんはすごく柔らかいと聞いていたが、ここのうどんはそこまででもなく普通の程よい固さだった。甘めで優しい味の出汁と鶏の味が素晴らしい。かしわめしの方も鶏の美味しさを味わえる素晴らしいものだった。あっという間に汁まで完食。
そのあと、午前中の撮影場所をリサーチ。
お昼に下関へ向かいたかったのであまり北九州から離れていない撮影場所として水巻駅付近を選び、向かう。
ここでしばし撮影。
3007M ソニック7号
間に後から組み込まれた増備車が異彩を放っているなと。でもやっぱりかっこいい。
138M 普通 門司港 811系
なんか床下からすごい音してましたねこの形式。デザインは好きです。
この顔、めちゃくちゃ好きです。
3324M 快速 門司港 817系
この辺りで切り上げて、およそ1時間かけて下関へと向かいお昼にしました。
やってきたのは下関駅からバスで10分弱ほどの
唐戸市場。
この市場の中にある食堂が美味しいと聞いてやってきました。
ふぐづくし定食と迷いましたがお店の名前がついたよし定食を注文。
お刺身も美味しかったが、大きなエビフライとふぐの唐揚げが美味しかった。
市場の裏からは関門海峡がよく見える。
さて、地図を見てみると、源平の最後の戦いである、壇ノ浦の戦いの舞台となった場所が歩ける距離にあること、徒歩で海峡を抜けられるトンネルがあることがわかったので、下関駅には戻らず、門司港駅までトンネルを通って歩いてみることにした。
市場から歩くことおよそ10分ほどで壇ノ浦に到着。
さらに下関事件を記念した大砲がたくさん置かれていた。
このように、歴史のロマンにも少し触れることができた。このモニュメントの前に、歩行者用の海底トンネルへの入り口がある。
この入り口からエレベーターに乗って降りていくと…
こんなトンネルに行き着く。全長は780m、とりあえず歩いてみる。
するとこんなところにたどり着く。
そう、ここは海の底ではあるが、山口県と福岡県の県境である。跨いて記念に一枚。
つまり本州と九州を股にかけたのである。
海峡を歩いて渡りつつ、さらに県境を跨げるなんて面白いですねえ。
またしばらく歩くと、福岡県側に到着。
エレベーターで地上へ出る。
目の前がまたいい景色。(曇ってるけど)
そのあとこの周りの公園などをちょっと散策しつつ門司港駅へと歩いていく。
やっぱり海が綺麗
謎のトンネル
30分近く歩いて門司港駅に到着。
この周辺は門司港レトロ地区と呼ばれ古い建物がいくつか残っていていい感じの雰囲気である。
ここ2、3年の間に復元、補強工事が終わり、きれいになっていた。
その後は近くにある九州鉄道記念館へ。
485系やED76のカットモデルが置かれ、運転席に入ることができた。やっぱりいつ見てもワクワクするね、こういうところは。
特に14系客車の展示は印象的だった。
2007年に寝台特急富士に乗車した際のことを思い出してとても懐かしくなった。
特にこの折り畳み式の椅子でエモさが爆発した。
あとは面白かったのは581系。実は外見こそ特急として活躍していた時代だが、中身は普通列車用に改造され、ロングシートがついているという迷列車でお馴染みの、あの食パンと同じようになっているのだ。
その他館内には面白い展示がたくさんあり、1時間ほど滞在して退散。
門司港駅は中にスターバックスもできるなど昔と今がいい感じに混在していた。
また、駅員の制服もこの駅だけ特別にレトロなものになっていて、みどりの窓口で働いている駅員をみてびっくりした。結構凝っている。
約2年ぶり?の訪問となった門司港駅。あの時はまだ工事中だったなと。
そして一駅移動して撮影へ。
813系 回送
415系 回送
今回のメインだったけど影落ちが酷かった
でも8両で回送は個人的にアツかった
影落ちで終了。でもこの車両はかっこいい。
もうこれ以上はダメと判断して引き上げることに。
フェリーのりばへのシャトルバスの時間まで小倉で時間潰し。
最後に1枚。
かっこいいので今度は日豊本線に撮影に行きたいもの。
フェリーに乗る前に小腹が空いたのでかしわうどんを。
朝のものより肉の味が濃い目で美味しかった。
さてそうこうしているうちにバスの時間になったのでバスに乗り込みフェリーのりばへ。
今回大阪の南港のフェリーターミナルまで運んでくれるのは、名門大洋フェリーの
フェリー きたきゅうしゅうIIである。
こんな感じでランプから車両が積載されていく。自分が泊まった部屋はこんな感じ。
まあそれなりに狭いかもしれないが案外快適。
なお暖房が結構効いてるので暑かった。
船内にはお風呂もあり、ゆっくり休みながら移動できるし安い。素晴らしい。
出港前にレストランで食事。
バイキングスタイルなので少し値ははるがまあ初めてのフェリーなので。
味は普通というか船でこれだけのもの食べれたらええやんって感じです。
飯食べてる間に出港。
飯食べ終わってからお風呂へ。
いやほんとに快適。
窓の外風呂から見たんですがほぼ真っ暗。
風呂上りにデッキへ。
夜の海はちょっと不気味でした。
煙突と月を絡めて一枚。
この後は売店で酒とお菓子を買ってフリースペースで外見ながら酒飲んだりして就寝。
というか酒が回って知らん間に寝てた。
夜中に暑くて目が覚めたのでちょっとうろうろしてまた就寝。
朝6時半に目が覚めたので朝風呂に行って朝ご飯。
ちょうど朝飯食べてる時に明石海峡大橋の下を通過しました。
飯の後はデッキに出て写真撮影。
朝焼けと煙突。
神戸の街並み
朝日。
とか写真撮ったり荷物整理したりしてるうちに船は大阪に到着。
楽しいし快適な船旅でした。また利用しようっと。
この後は電車を乗り継いで帰宅。
今回は短い旅ながらもいろいろ撮り鉄以外にも楽しむことができたので大満足です。
長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
台湾一人旅 最終日
やっと最終日の記事か?いつまでかかってんだ?
申し訳ありません、がくまるです。
いよいよ最終日です。
この日はホテルの朝食を取らずに、台北駅へ向かって、あるものを探しに。その途中、駅の外にこんなものが
地下の駐車場の換気塔っぽいのですが、そこには台湾の鉄道車両の絵が描かれていてかわいい。無機質になりがちなものなので、いい案だなと。
朝ごはんに購入したのはこちら。台鉄弁当、お値段日本円にしてだいたい¥220くらい。安い!
駅弁がこの値段なのがカルチャーショック。
しかもこの値段で中身もしっかりあるので満足。素晴らしい!しかも日本と違うのは温かい弁当が売られるのだ。冷たい日本の弁当がダメなわけではないが、あったかい駅弁も大いにアリと思った瞬間だった。もちろん味もバッチリ!
朝食を食べてからは2時間ほど台北市街近郊の駅に向かい、鉄道車両の撮影を。いろんな車両が来るので撮影してて飽きなかった。
車両の紹介とかは省いてる。
さて、撮影後は台北駅にある鉄道グッズ専門店でお土産を買ったり、台北市内のスーパーでお菓子やビールを少しお土産に買いに行くなどショッピングを楽しんだ後、昼食を取る店へ。
やってきたのはここ、永康牛肉麺。
その名の通り牛肉の入った麺料理を出す店だ。
ここも日本語メニューがあって欲しい料理の数を紙に書いて注文する楽々タイプ。
辛いのもあったけどめちゃくちゃ辛かったら怖いので辛くないタイプのやつにしておいた。
意外とあっさりしているが牛肉の旨味がしっかりと出ていて美味しかった。
そしてコインロッカーに預けた荷物を取りに行ったりお土産を見に行ったりしてると飛行機の時間が気になってきたので空港に早めに移動することに。その空港へ向かう電車に乗る前、ICカードにチャージしてもらったのだが、その時台湾の硬貨と100元札1枚ずつあるようにお釣りをくれて記念として持ち帰りやすくて助かった。
その駅でめちゃくちゃ身近な路線の広告を見て笑った。この数ヶ月後、この鉄道会社が阪神電車と提携を結んだってニュースを聞いて、そういうことやったんかとなった。
40分ほどで空港へ到着。前もってチェックインカウンターの場所を確認し、空港内をうろつきながら探検。適当な時間になったので後はカウンターに並びながら待っていた。
しかし、予定時刻を30分ほど過ぎてもカウンターが開かない。なんでやと思っていると、別の行き先の便の客(以下ババア)がカウンターでゴネていたのだ。
ババアは荷物の重さか中身のことで引っかかったらしく、ずっと超過料金かなんかでもめててすごいウザかった。二度とLCC乗るんじゃねーよクソババアって感じ。周りの並んでたお客さんもそんな感じで見てたと思う。
やっとこさ手続きが始まったので済ませて、さっさと出国カウンターへ行って出国手続き。
終わった後は中の免税店なんかをウィンドーショッピングしながら暇つぶし。
免税店とか生まれて初めて見たのですごい新鮮。今度なんか買うとしたら時計かなあ…
でも金がない学生には手が届かなーい笑
細かいお金を残しておいても仕方ないので自販機でお菓子とジュースを買ってお腹を満たす。
カルピスウォーターは台湾にもあるんか…
んでジャガイモのお菓子やからって北海道風味とかつけんでも…(そもそも日本産ですらなかった気がする)
待合室にこんな椅子があった
電動リクライニングチェア。ちなみに反対側に充電ポートもある優れもの。ここでグデーってしながら搭乗案内を待つ。
しかし機材遅れで10 分ほど遅れるとのアナウンス。この時の係員(台湾のエバー航空の人)が新人の女の人でアナウンスところどころミスってたけど、その人結構可愛かったのでみんな許すって感じだった(主に男性陣だと思うけど笑)台湾も結構可愛い若い女の子いますねえ。
そして準備ができたようで搭乗。いよいよ台湾を離れます。さよなら台湾。はじめての海外やったけれどもすごく楽しかった。また来たい。
とか思いながら座ってたら離陸。
何事もなく3時間ほどで日本に帰国。
入国手続も税関手続きも急いで済ませ、駅まで移動してラピートの指定席を急いで買って飛び乗った。これで終電よりもかなり早く帰れる…
久々の日本で最初はなんか変な感じがしたけどすぐ戻った。そして無事に帰宅。
4日間の日程を無事終えて帰還した。
これで台湾一人旅記はおしまい。
初海外を一人で行くというなかなかのチャレンジであったがたくさんの思い出の経験ができたので非常に意味のある旅行だった。
やっと書き終わりました。駄文でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後にこんな写真を貼ってお別れとします。
では!
台湾一人旅 3日目
また間が空きました。ごめんなさい。
がくまるです。
では前回の続きから。今日は台湾第二の都市高雄から寄り道しながら台北へ戻り、台湾鉄道一周を達成させる。
また朝早くに起きてホテルを出る。もっと高雄ゆっくり周りたかったけどまた今度来る時にしよう…
高雄駅は2018年に駅の地下化が完了し、現在は地上駅は役目を終えて保存されている。この旧駅舎は日本統治時代に建てられたもので、保存を求める声が大きかったことから、曳家(移築工事)を行なってこの場所に移動させた。なお、この旧駅舎も駅への入り口としてまた利用されることが決まっている。
中見たかったけど早朝なので閉まってた…残念、写真だけ撮ってさっさと駅へ向かう。
まずは高雄駅から自強号(特急列車)に乗って、とあるローカル線の終着駅を目指します。
台湾高鉄(新幹線)との接続駅の新左営あたりで地上へ。朝早いので朝陽が車窓からよく見え、そして日本でおなじみのあの会社も台湾でサービス展開しているのが見えた。
車窓を見るとやっぱり違う国に来たんだなあということをしみじみ感じたね…
そんな感じで車窓を眺めつつ一時間半ほどで乗換駅の斗六に到着。ここで區間車(各駅停車)に乗り換える。目的地にに行くための路線への乗換駅は自強号があまり停車しないので、區間車に乗り換えていくほうが便利。區間車の中で朝飯代わりに駅の売店で買った紙パックの紅茶を飲む。日本人の口にも合うような味で安心。おいしかった。
斗六駅から20分ほどで二水駅に到着。ここで、ローカル線の集集線に乗り換える。乗り換えの際も駅員さんが親切にいろいろと教えてくれたのでありがたかった。
きっと観光客がたくさん来るので慣れていられるのだろう。次の列車まで50分ほどあったのでホームを探検していると自動販売機が。よく見ると日本仕様のまま持ってきたようで、ところどころに日本語が書かれていて変な感じだ。
更に駅を探検していると、日本の鉄道と姉妹協定を結んでいるという内容の看板を発見。台湾にいると時々日本を感じることがある。
さて、乗車する列車が入線。早速乗り込んで目的地の車埕駅を目指す。ここに行きたかったのは、世界ふしぎ発見で紹介されていた木桶弁当を食べに行くためだ。
やってきたのは4両の気動車。結構人が乗っていて多くが観光客だった。
発車時刻となり、列車はエンジン音を轟かせ駅を離れた。
列車は南国らしい風景の中をのんびりと走っていく。
しばらく走ると、集集駅に到着。ここは、日本統治時代に作られた駅舎が使われている。しかし、この駅舎は1999年に発生した地震により倒壊。しかし、地元の人々の努力により、当時と同じ方法で再建され、現在では人気の観光地となっている。訪問したかったのだが、行程の都合上車内から見るだけに。
さて、やがて列車は終点の車埕駅に到着。ここ車埕は、日本統治時代には林業で栄えた小さな町。今でもその当時の栄華をしのぶことができるスポットがいっぱい。
さて、駅に着くとすぐにお目当てのお店へ。
やってきたのは木茶房というお店。店内は落ち着いた木のぬくもりを感じる。
ここでいただいたのは名物、木桶弁当。
さらにこの写真の木桶、実はお土産として持って帰れるのでめちゃくちゃいい記念になりました!ここが林業で栄えた街だということでこういう名物が生まれたようです!
店を後にして、列車の時間までは少し散策し、いろいろと写真を。
さて、列車の時間となったので列車に乗り込み二水駅まで折り返し、次の目的地へと向かう。その途中、こんなものを見た。
これ、撮り方がちょっと悪いけれど、実は傾いている鉄塔で、1999年大地震の痕跡として残されているものである。台湾が日本に2011年の大震災の時多額の支援をしてくれたのは、台湾もまた地震に悩まされることのある国であるからという共通点があったというのも1つのようではないかと思った。
さて、列車は二水駅に到着、乗り換えて次の目的地、彰化駅に向かう。
田中駅というなんか苗字みたいな駅を過ぎ40分ほどで彰化駅に到着。
ここで降りたのは、台湾に唯一現役で残る機関庫の見学をするため。しかしここにきてかなり本降りの雨…とりあえず駅から雨の中傘をさして歩くこと約10分。
ここ彰化機関庫は、1922年の日本統治時代に建てられ、産業遺産の1つである。新しい車両基地建設のために解体される計画でしたが、地元住民や鉄道ファンの熱心な運動の甲斐あって保存されることになった。入り口で名前や電話番号などを記入してからならだれでも自由に見学することができる。この機関庫は扇型をしていて、車両を出し入れ際などはターンテーブルを用いて出し入れする。
この機関庫は今も現役で使われており、運が良ければ時々ターンテーブルを使って車両の入出庫を行うのが見られるとのこと。残念ながら自分は見れなかったが。
そして、ここに動態保存されている目玉車両の1つがこちら、
DT650型蒸気機関車、668号機である。じつはこの機関車、日本製で、もともとはD51型蒸気機関車(デゴイチという呼び方はご存知の方も多いのでは。)として製造され、台湾で名を変えて1984年に引退、のちに復活を果たし、今はイベント時などに本線を走行している。機関区内には内部を一望できる櫓があり、そこから見渡すこともできる。
さて、雨がひどくなってきたので少し早めに切り上げて駅へ戻り、次の目的地へ行く列車を待つ。
さて、區快車(快速)に乗って台中へ向かいます。台中ではお土産を買う。車両はEMU800型。何年か前にJR四国の8000系特急列車がコラボしてましたね。
20分ほどで台中駅に到着。2016年に高架化され、近代的な駅となっていた。
しかし、1917年に建てられたレンガ造りの旧駅舎も保存されており、英国風の駅舎は今も残されている。
そんな駅舎を見ながら6分ほど歩くと、今回、土産物を買いに来た店に到着。
名前は「宮原眼科」。ここはもともと日本統治時代の病院だった建物を改装してできた店で、スイーツのテイクアウトやお土産屋、ちょっと高級なレストランなどが入っている。テイクアウトは無茶苦茶並んでいたのでパス。お土産を買うなどする。店員さんも観光客がたくさん来ることを見越していろんな言語ができる人がいるようで、自分も、流暢な日本語を話す店員さんに商品の説明などしてもらえたので非常に助かった。
店内はむちゃくちゃインスタ映えしそうな、おしゃれな空間。今度来る時はテイクアウト食べに行くぞ…ここで買ったお土産を後日いろんなとこで渡したが、好評だったので皆さんも是非。
さて、お土産を買った後、再び駅に戻る。
台湾鉄道一周の旅のラストランナーは普悠瑪(プユマ)号。全席指定の特急列車で、カーブでも速度を落とさず走ることができる。ちなみに日本製の車両だ。これで一気に台北へ戻る。
車内は綺麗で快適。脱出時に窓を割るためのハンマーがあるなど少し日本との違いを感じながら乗っているとあっという間に台北へ到着。
ついに台湾を鉄道で一周したのだ。初めての海外、しかも一人で達成できたことに達成感を感じた。
さて、駅を後にして1泊目にお世話になったホステルへまた向かう。荷物を置いて晩御飯を食べにいく。ホテルからMRT(地下鉄)を乗り継いで雨の中歩いて向かったのはここ。明月湯包というお店。美味しい小籠包が安くお手軽に食べられると評判のお店だそうだ。ということで入店。日本語メニューもあって助かる。欲しいものを備え付けの紙に書いて店の人に渡すという中国語喋れなくても全然大丈夫システムでありがたい。ネットで見て評判良さそうだったエビチャーハンも注文。そして料理が到着。
うまい!!!(語彙力皆無)
エビチャーハンも油のしつこい味がせず大変美味しかったが、やはり小籠包が絶品すぎる。実は生まれて初めて小籠包を食べたのだが、こんな美味い食べ物なのかと感動した。あの中から出てくるジューシーなスープが最高である。
大満足でホテルに戻る途中、コンビニでビールを買い、夜食としてこんなものを買った。
Hot-Starというお店で、いくつか支店もある。
なんの店かというと巨大なフライドチキンの店である。
ホテルへ持って帰って飲食スペースで食べることにした。写真では分かりにくいかもしれないが、チキンは顔の大きさくらいあるデカイもので、ポテトを食べたりビールを飲んだりしながら食べてたらあっという間にお腹がいっぱいに。出来立てを用意してくれるのでアツアツ。
ジャンキーなおいしさなので皆さんも是非。
これで3日目は終わり。次回は最終日。早くこのシリーズ終わらせなきゃ…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
台湾一人旅 2日目編
こんにちは、がくまるです。めっちゃ間隔空きました、ごめんなさい。
今回は前回の続きから。
朝、ホステルでビュッフェ形式の朝食を食べ(味は結構いけてた)、2日目をスタートさせる。今日はちょっと寄り道しつつ、台湾鉄道一周の旅をスタートさせる。今日のゴールは台湾第2の都市、高雄である。
続きを読む台湾一人旅記 0-1日目編
おひさしぶりです。がくまるです。
長いことまたサボリましたが、連載スタートします。
2月21日から25日まで、台湾へ一人旅をしてきた。今回からそれについて書いていく。
2月21日、バイトを終え、某駅から梅田を経由し、なんばへ向かった。
なんばからは南海線に乗り換え、関西空港へ向かった。空港へ行くときは、自分はよく空港急行を使うのだが、なんか気分でラピートに乗った。座っていけるし楽だからいいね!
そして30分強で空港に到着。搭乗する便は最寄りの始発に乗っても間に合わないので、今回は空港に前乗りすることとなった。空港に到着してから晩御飯に龍旗信のラーメンを食べ、ターミナルの椅子でしばらくぼーっとした後、朝までは第1ターミナル内にあるネットカフェで仮眠と時間をつぶした。
ネットを見たり、アニメを見ていると眠くなってきたので仮眠をとった(なお1時間しか寝なかった)この時見た「五等分の花嫁」ってアニメがおもしろかったので今後見てみようかと思った。
5時前にネカフェをでて朝マックを食べてから、第2ターミナル行のシャトルバスへ乗り込み搭乗手続き待ちの列に並んだ。実はこの時からおなかが痛くなってきてちょっとブルーになっていた。たぶん初海外で緊張してたんだと思う。このお腹の違和感は台北について午後になってからはおさまった。
搭乗前のもろもろの検査もささっと通過して免税店ってこんな感じなんやーとか思いながら暇つぶししていると搭乗案内のアナウンス。窓際なのですぐに案内されたのでささっと機内へ。
Peach MM23便 台北桃園空港行でいざ台湾へ!Peachは安いしシステムがわかりやすいので最近よく使ってる。
現地時間の午前10時ごろに無事着陸し、ドキドキしながら入国手続きを済ませ、預けた荷物を受け取った。(結構早く出てきた)その後、現金を台湾ドルに両替してもらった後、中華電信社のSIMカードを購入。5日間で$300だった(約¥1080)ので安っとなった。
さて、空港から台北市内へはMRTに乗って向かう。乗車前に今回の旅で役立つことになる悠遊卡(ヨウヨウカー、もしくはイージーカード)を購入。購入の際も日本語のできる係員が近くにいるので安心だ。このカードはSuicaやICOCAみたいなもので、台湾の各地の鉄道で使え、コンビニなどのお店でも使えるので小銭をじゃらじゃらさせなくてよいので便利だ。チャージもコンビニや駅などあちこちでできる。さらに運賃も割引になるところもあるので持ってて損はない。
さてカードを手に入れたところでMRTに乗り込み台北市内へ向かう。30分強で台北駅に到着。
荷物を預けるためにコインロッカーを探し、預けて身軽になったところでお昼ご飯を食べに行く。
MRT(地下鉄)に乗り込み目的のお店の最寄駅へ向かう。
この時くらいまで空港でてからもずっと緊張していて気が張っていた。最寄駅の中正紀念堂駅に到着。この近くの店で台湾料理の名物、魯肉飯をいただく。
やってきたのは金峰魯肉飯。行くと結構行列ができていた。しかし1人なのですぐ列ワープして入店。相席ではあったが。紙にメニュー一覧が書かれているのでその紙に数を書いて店員に渡す。少し待つと料理が出てきた。青菜の炒め物と魯肉飯をいただく。味はクセがなくて食べやすく、万人に愛される美味しさがあった。最高。これで60$(¥216)。安い。
さて、店を後にして次のお店へと向かう。次は水餃子のお店だ。再びMRTに乗ってその店へ向かう。
やってきたのは巧之味水餃子。緑色の水餃子はホタテ入り水餃子。ホタテのうまみがしっかりと効いていて絶品だった。普通の水餃子もモチっとしていてもちろん美味しかった。
さてお腹いっぱいになり、オプショナルツアーの九份ツアーの集合時間までで少し時間があったのでMRTで行天宮というお寺を見に行く。
台湾の人にとってもお寺は大切な存在なのは日本と同じようなものであり、たくさんの観光客や地元の人が参拝に来ていた。
建物には綺麗な装飾が施され、日本のお寺とは全く異なる雰囲気を醸し出していた。
さて、集合場所までMRTと徒歩で向かい、九份へのツアーに参加する。ほんとは自分で行く方が圧倒的に安いけどバスで連れてってくれる方が楽だなあと思ったのもあって申し込んでおいた。参加者は全員日本人。(日本人向けツアーだし、日本語ガイド付きやし…)集合場所のビルの地下には数百人くらい集まっててすごかった。
点呼されてバスを分けられ案内されてバスに乗り込み、九份へと向かう。九份は千と千尋の神隠しの建物や町並みのモデルとなったと言われており、たくさんの観光客が訪れている。この日の天気は生憎の雨であったが…
1時間しないうちに現地に到着。しかし現地は観光客で大混雑。道が狭い上に雨で傘をさしてる人も多く身動きが取りづらいくらい。日本の大きな花火大会終わりくらいの混雑。それでもどうにかして写真を撮ったり町並みを楽しみながらある目的の店へ向かった。
やってきたのは九份茶房。ここでは美味しい中国茶がいただける。店内には美しい茶器などがたくさん置かれており、見ているだけでも楽しい。
ガイドさんからはちょっとこの店は高いという情報を聞いていたが、名物の烏龍茶チーズケーキが食べたくてやってきた。お茶は店員さんが中国流の美味しいお茶の淹れ方を教えてくれるのでそれに従って淹れる。匂いを嗅いでみるととても華やかでさわやかな良い香りがする。日本茶とはまた違う良い匂いだ。
飲んでみると、こんなうまい烏龍茶は、生まれて初めて飲んだわとなった。これは是非皆さんも現地で美味しいお茶を味わってほしい。烏龍茶チーズケーキも美味。日本で売ってほしいなこんなケーキ。お茶を飲んでいると、近くに日本から来た1人のおじさんとお話した。お互いに旅の安全を願って別れ、店を出た。さて、集合時間も近づいていたのでゆっくり九份の町を歩きながらまた写真を撮って集合場所へ向かった。
再びバスに乗り台北市内へ向かう。ガイドさんの話が面白かったので割と行きよりあっという間だった気がする。そしてやってきたのは…
饒河街夜市!
台湾に来たら夜市に行ってみたかったのでこれで嬉しかった。ここにいれる時間はそんなに長くなかったので食べ歩きするもの買って一通り様子を見たり写真撮って引き上げることにした。ここの名物は胡椒餅!福州世祖胡椒餅というお店で、夜市の入り口すぐ近くにあり、行列が常にできている人気店だ。そもそも、胡椒餅とは、豚肉とネギと胡椒を混ぜた餡に小麦粉で練った生地で包み、200度近くの温度で焼き上げた、外はパリパリ中はモチモチな食べ物。一個50$(¥180)くらいの安さも魅力。
超アツアツなので一口で食べるときは、肉汁で火傷に注意。
餡の肉も多くて、スパイシーさも相まって非常に美味しかった!
さて、食べながら夜市を歩いて写真を撮りながら見学。いろいろとおもしろい店があり熱気を感じた。次回台湾訪問時はもっとゆっくり夜市を回りたい。
この後は台北駅まで戻り、ホステルにチェックイン。こうして1日目が終了。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は2日目について書いていきます。