冬の九州弾丸ツアー
こんにちは、がくまるです。
今回は1/9-11まで行ってきた九州弾丸ツアーについてまとめを。(9,11は移動日)
きっかけはtwitterで415系の12両編成で運転される快速電車の写真を見たこと。
なにこれ、存在知ってたけど改めて見るとかっこいいやん、となったので思いついたその日に行きの夜行バスと帰りのフェリーを予約。
フェリーは安くて快適そうなので一度どんなもんか試してみるのもかねて選んでみた。
さて、1/9の夜に神戸から夜行バスに乗り込み、福岡県の小倉には次の日の午前5時前に到着。
まだ日の出と目的の被写体までは時間があったので小倉駅にてお手軽に九州の車両を撮影することに。
51M きらめき1号 783系
523M 普通 新田原 415系
415系 スナップ2枚
787系の色が暗い色で苦労。やっぱり九州は車両の種類が豊富で楽しいね。
これを撮って目的の被写体のために移動。
枝光かスペースワールドを考えていて直前まで迷っていたが、露出に不安を感じたので安全策を取ってスペースワールドにした。
しかし立ち位置と切り位置の関係がよく掴めず、結局思っている感じのところを見ると見つけられなかったので妥協。
そしてついに…モーターを唸らせてやってきた。
3323M 快速 南福岡 415系
国鉄時代の車両が12両でモーターを唸らせて通過していくのは本当にカッコよくて痺れる。久々にシャッター切って感動した。
今年の3月のダイヤ改正でこの12両快速がなくなってしまうとの情報が出てきたので、もし本当に無くなるのならば記録できて良かった。
この後来る電車まで時間があったのでもう1枚撮影して移動。
3004M ソニック4号
883系は本当にカッコいい。古さを感じさせないデザイン。次はこれ撮りに日豊本線行きたいなと思うほど。
さて、ここまでなにも食べていなくて空腹だったので折尾へ向かって朝ご飯を食べる。
駅の西口を出てすぐのところにある東筑軒折尾本社うどん店へ。
ここ東筑軒の駅弁、かしわめしは有名で、今でもホームで立ち売りをしている駅弁屋である。
九州北部ではかしわうどんという鶏肉が入ったうどんが親しまれている。ここではかしわうどんと駅弁でもお馴染みのミニかしわめしのセットを注文。
博多周辺のうどんはすごく柔らかいと聞いていたが、ここのうどんはそこまででもなく普通の程よい固さだった。甘めで優しい味の出汁と鶏の味が素晴らしい。かしわめしの方も鶏の美味しさを味わえる素晴らしいものだった。あっという間に汁まで完食。
そのあと、午前中の撮影場所をリサーチ。
お昼に下関へ向かいたかったのであまり北九州から離れていない撮影場所として水巻駅付近を選び、向かう。
ここでしばし撮影。
3007M ソニック7号
間に後から組み込まれた増備車が異彩を放っているなと。でもやっぱりかっこいい。
138M 普通 門司港 811系
なんか床下からすごい音してましたねこの形式。デザインは好きです。
この顔、めちゃくちゃ好きです。
3324M 快速 門司港 817系
この辺りで切り上げて、およそ1時間かけて下関へと向かいお昼にしました。
やってきたのは下関駅からバスで10分弱ほどの
唐戸市場。
この市場の中にある食堂が美味しいと聞いてやってきました。
ふぐづくし定食と迷いましたがお店の名前がついたよし定食を注文。
お刺身も美味しかったが、大きなエビフライとふぐの唐揚げが美味しかった。
市場の裏からは関門海峡がよく見える。
さて、地図を見てみると、源平の最後の戦いである、壇ノ浦の戦いの舞台となった場所が歩ける距離にあること、徒歩で海峡を抜けられるトンネルがあることがわかったので、下関駅には戻らず、門司港駅までトンネルを通って歩いてみることにした。
市場から歩くことおよそ10分ほどで壇ノ浦に到着。
さらに下関事件を記念した大砲がたくさん置かれていた。
このように、歴史のロマンにも少し触れることができた。このモニュメントの前に、歩行者用の海底トンネルへの入り口がある。
この入り口からエレベーターに乗って降りていくと…
こんなトンネルに行き着く。全長は780m、とりあえず歩いてみる。
するとこんなところにたどり着く。
そう、ここは海の底ではあるが、山口県と福岡県の県境である。跨いて記念に一枚。
つまり本州と九州を股にかけたのである。
海峡を歩いて渡りつつ、さらに県境を跨げるなんて面白いですねえ。
またしばらく歩くと、福岡県側に到着。
エレベーターで地上へ出る。
目の前がまたいい景色。(曇ってるけど)
そのあとこの周りの公園などをちょっと散策しつつ門司港駅へと歩いていく。
やっぱり海が綺麗
謎のトンネル
30分近く歩いて門司港駅に到着。
この周辺は門司港レトロ地区と呼ばれ古い建物がいくつか残っていていい感じの雰囲気である。
ここ2、3年の間に復元、補強工事が終わり、きれいになっていた。
その後は近くにある九州鉄道記念館へ。
485系やED76のカットモデルが置かれ、運転席に入ることができた。やっぱりいつ見てもワクワクするね、こういうところは。
特に14系客車の展示は印象的だった。
2007年に寝台特急富士に乗車した際のことを思い出してとても懐かしくなった。
特にこの折り畳み式の椅子でエモさが爆発した。
あとは面白かったのは581系。実は外見こそ特急として活躍していた時代だが、中身は普通列車用に改造され、ロングシートがついているという迷列車でお馴染みの、あの食パンと同じようになっているのだ。
その他館内には面白い展示がたくさんあり、1時間ほど滞在して退散。
門司港駅は中にスターバックスもできるなど昔と今がいい感じに混在していた。
また、駅員の制服もこの駅だけ特別にレトロなものになっていて、みどりの窓口で働いている駅員をみてびっくりした。結構凝っている。
約2年ぶり?の訪問となった門司港駅。あの時はまだ工事中だったなと。
そして一駅移動して撮影へ。
813系 回送
415系 回送
今回のメインだったけど影落ちが酷かった
でも8両で回送は個人的にアツかった
影落ちで終了。でもこの車両はかっこいい。
もうこれ以上はダメと判断して引き上げることに。
フェリーのりばへのシャトルバスの時間まで小倉で時間潰し。
最後に1枚。
かっこいいので今度は日豊本線に撮影に行きたいもの。
フェリーに乗る前に小腹が空いたのでかしわうどんを。
朝のものより肉の味が濃い目で美味しかった。
さてそうこうしているうちにバスの時間になったのでバスに乗り込みフェリーのりばへ。
今回大阪の南港のフェリーターミナルまで運んでくれるのは、名門大洋フェリーの
フェリー きたきゅうしゅうIIである。
こんな感じでランプから車両が積載されていく。自分が泊まった部屋はこんな感じ。
まあそれなりに狭いかもしれないが案外快適。
なお暖房が結構効いてるので暑かった。
船内にはお風呂もあり、ゆっくり休みながら移動できるし安い。素晴らしい。
出港前にレストランで食事。
バイキングスタイルなので少し値ははるがまあ初めてのフェリーなので。
味は普通というか船でこれだけのもの食べれたらええやんって感じです。
飯食べてる間に出港。
飯食べ終わってからお風呂へ。
いやほんとに快適。
窓の外風呂から見たんですがほぼ真っ暗。
風呂上りにデッキへ。
夜の海はちょっと不気味でした。
煙突と月を絡めて一枚。
この後は売店で酒とお菓子を買ってフリースペースで外見ながら酒飲んだりして就寝。
というか酒が回って知らん間に寝てた。
夜中に暑くて目が覚めたのでちょっとうろうろしてまた就寝。
朝6時半に目が覚めたので朝風呂に行って朝ご飯。
ちょうど朝飯食べてる時に明石海峡大橋の下を通過しました。
飯の後はデッキに出て写真撮影。
朝焼けと煙突。
神戸の街並み
朝日。
とか写真撮ったり荷物整理したりしてるうちに船は大阪に到着。
楽しいし快適な船旅でした。また利用しようっと。
この後は電車を乗り継いで帰宅。
今回は短い旅ながらもいろいろ撮り鉄以外にも楽しむことができたので大満足です。
長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!